2017年11月29日更新
よくあるご質問
変換器を選ぶときに考慮する点は?
  • 電源電圧: お使いのシステムの電源電圧は、+5V、±12V、+24V のどれか
  • 出力電圧: 必要なフルスケール荷重時の電圧は、0-5V、±10V のどちらか
  • 接続方法: コネクタ接続か、端子台接続か
ロードセルと変換器の組み合わせで考慮すべき点は?
  • 抵抗値: ロードセルの入力抵抗値>=変換器の適合抵抗値 であること
  • 定格感度: ロードセルの定格感度(mV/V)が、変換器の適合感度の調整範囲に入っていること
  • 印加電圧: ロードセルの推奨電源電圧>=変換器の印加電圧 であること
  • 零点誤差: ロードセルの零点誤差が、変換器の零点調整範囲よりも小さいこと
変換器の精度は?
  • 直線性誤差: ロードセルの直線性誤差に比べて変換器(電子回路)の直線性誤差は十分に小さいので通常は問題になりません。
  • 零点誤差: トリマ付きの変換器では、調整によりロードセル本体の零点誤差を吸収することができます。 調整可能範囲はフルスケールの10%が標準ですが、フルスケールの100%まで調整可能な変換器もあります。トリマを使わず、ソフトで零点を設定可能な機種もあります。
  • 感度誤差: トリマ付きの変換器では、調整によりロードセル本体の感度の違いを吸収することができます。 調整可能範囲は0.5mV/V〜2mV/V、1mV/V〜3mV/Vなどがあります。トリマを使わず、ソフトでフルスケールを設定可能な機種もあります。
変換器の温度特性は?
  • 増幅用IC、零点調整用トリマ、感度調整用トリマなどの温度特性が合算されて出力の温度ドリフトとなります。温度に対して必ずしも直線的に変化するわけではありません。
  • 零点の温度ドリフト(A-820Lの例): 感度設定が1mV/Vの場合の温度係数の計算値は 0.039%/FS/℃ max です。
  • ゲインの温度ドリフト(A-820Lの例): 感度設定が1mV/Vの場合の温度係数の計算値は 0.023%/℃ max です。
  • 温度ドリフトの実測データの例はこちら...
変換器の応答周波数は?
  • それぞれの変換器により異なります。
  • 1kHz〜3kHz程度のものと、100Hz〜300Hz程度に設定した変換器があります。
  • 定数変更により、ご希望の応答周波数に調整できる変換器もあります。
  • 応答周波数が 1MHz以上 の高速応答変換器もあります。
変換器の出力雑音は?
  • 出力雑音の大きさは初段のアンプによって決まります。弊社の変換器に使用している「AD8221」は低雑音、低ドリフトの両方の特性のバランスが良いので採用しています。
  • 出力雑音の値はそれぞれの変換器の仕様に規定してあります。応答周波数と密接に関係し、応答周波数を低くすると出力雑音は小さくなります。 またロードセル印加電圧を大きくして変換器の増幅度を下げると出力雑音は小さくなります。
変換器の出力をAD変換して荷重値を表示しているが、値がちらつく
  • 変換器そのものの電気的な雑音が原因かどうかを調べるには、ロードセルの代わりに抵抗を使った治具を使います。
  • 応答周波数が不必要に高すぎると出力雑音が大きくなります。
  • ロードセルが大型の機械装置に取り付けられている場合など、設置場所の状況によっては周囲の騒音、 振動の影響でロードセルを静止状態にしているのに出力が安定しないことがあります。
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